タフグリーンシステム

タフグリーンシステムの紹介
タフグリーンシステムの紹介

Tough Green System

~タフグリーンシステム~

サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどでは、フィールドを使用する
多くのプレーヤーがボールを蹴り、走り、ドリブルし、パスを行い
シュートする、また激しいタックルやスクラムもある、
芝生にとっては非常に厳しい競技です。
スポーツターフはそれに耐え、回復する力を持たなければなりません。

弊社では1980年より、自社実験用グランドにて実際に暖地型芝生から寒地型芝生までと約12種類の芝生のグランドを造り、球技の中でも一番芝生の損傷が激しいラグビーで使用することを通して、1年間200~300ゲームの使用におけるグランド状況の変化を調査、研究を行いました。

  • イニシャルコストの経済性
  • ゲームにおけるグラウンドの損傷度合いと回復能力
  • 芝生の特性とメンテナンスの方法
  • 芝刈りなどの永続的なメンテに必要な人件費など経済性
  • クライアント先での総合的な経済性
  • 使用感覚と美観と安全性
  • 使用目的に叶った理想的な適性芝種の研究開発
  • 現在の異常な気象変動に対応する芝種の研究開発
  • イニシャルコストの経済性
  • ゲームにおけるグラウンドの損傷度合いと回復能力
  • 芝生の特性とメンテナンスの方法
  • 芝刈りなどの永続的なメンテに必要な人件費など経済性
  • クライアント先での総合的な経済性
  • 使用感覚と美観と安全性
  • 使用目的に叶った理想的な適性芝種の研究開発
  • 現在の異常な気象変動に対応する芝種の研究開発

以上のような点に着目し、研究開発を進めた結果、スポーツターフにおける当社の自信作としてタフグリーンシステムを開発。多くのプレーヤーの身になって、お客様にご提供させていただいております。

ベストマッチの芝生の選定により、
あらゆる対応が可能

クロスシーディング工法

クロスシーディング工法の特徴

  • 新規造成工事や既存フィールドの改良工事など、どちらにも対応。
  • 暖地型芝生から寒地型芝生まで幅広い範囲に対応。
  • インターシーディング、オーバーシーディングどちらにも対応。
  • 家庭の庭、公園からゴルフコースまであらゆる目的に対応。

クロスシーディング施工概要

芝生種子の進展

近年、バイオテクノロジーの進歩によりあらゆる目的に対応できる芝生の種子が開発されてきました。その1つ1つの特性とフィールドの利用目的をトータルコーディネイトして生まれてきたタフグリーン・シードを使用します。

芝生種子の進展

それぞれの芝生種子の持つ生育条件に適合した植え付け深度・植え付け間隔・覆土状態等を考慮し、専用のシーディングマシンにより確実に植え付けていきます。なおかつ、碁盤の目状に植え付けることによって気象の影響を受けることなく、短期間にターフを形成する事ができます。

芝生種子の進展

日本では、まだまだ芝生フィールド自体の数が少なく、自ずと、限られた芝生を集中的に利用することになります。その結果、芝生の消耗による裸地部分の発生も頻繁に起こってきます。そのようなときにクロスシーディング工法は、その実力を発揮します。管理次第では、利用しながらの芝生の復旧が可能になります。

クロスシーディング工法のメカニズム

芝生別の播種最適深度

一口に芝生といっても葉の形状や緻密さなど利用目的に応じて数多くの種類があります。また芝生種子のほとんどが好光性種子で、暗所での発芽はしません。必ずある程度の光が必要になります。そして、その一つ一つに大きさや、形の違いがあり発芽するにもそれぞれの最適深度があります。従って、その芝生の生理状態をしっかりと把握して、最も効率のよい均一な芝生を形成するように播種最適深度を決定します。

芝生別の播種最適深度パソコン表示
芝生別の播種最適深度スマホ表示

混合種子の利用

スポーツターフに限らず芝生の種子を混合してターフを造るのは、欧米では常識になっています。その理由は、単一種による芝生よりも遙かに優れていることが実証されているからです。

混合種子を利用する利点

  • 利用目的に幅広く対応できる。
  • 土壌条件に幅広く対応できる。
  • 日陰地に対応できる。
  • 公害などの環境悪化に強い対応ができる。

クロスシーディング工法のプロセス

シーディングマシンを使うことにより、切断、拡張、播種、閉鎖にいたる一連の工程を一定の深度を保ちながら均一の植え付け作業を行います。

クロスシーディング工法のプロセス

さらに、その植え付け作業を碁盤の目状に交差させることにより、安定した最良の発芽をもたらし、健康で美しいターフを造ることができます。

播種直後 →

播種直後

播種1週間後 →

播種1週間後

播種2週間後 →

播種2週間後

播種3週間後

播種3週間後

あらゆる芝地への対応を目指して

クロスシーディング
工法を可能にした
タフグリーンの開発

弊社では、発足以来「あらゆる芝地への対応」という命題に取り組んでいます。
その結果誕生したのが、タフグリーン・シードです。芝生種子の主な生産地であるアメリカで、寒地型芝生はオレゴン州のターフシード社、暖地型芝生はアリゾナ州のデザートサン社と提携し、日本の風土に合い、あらゆる競技に対応できるよう改良開発しています。

弊社では、隣接した自社実験用グランドにて実際の競技に使用し、優秀な結果を残した品種だけを選定し、その条件などを考慮した種子のブレンドを行っています。つまり、結果主義が自信の裏付けです。

自社グラウンド
自社グラウンド

自社実験グラウンドにてプレー中

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クロスシーディング工法での施工方法

1調査・設計

グラウンドの利用状況と目的・気候や土壌などの環境条件の調査・分析。幅広い実績・経験が最高の設計へと導いてくれます。

2路床工

基礎路盤を形成するための工事です。植生基盤、排水層、排水システムの基盤となります。

3砕石敷均し工

排水システムの造成です。砂利、砕石を使い80~100mm程度の層を造ります。透水性が不十分で降水量が多い地域でよく施工されます。排水管として暗渠パイプなどを配管します。

4客土敷均し工

砕石敷均し工と並び排水システムの上層となる層を造成します。場合によっては暗渠につながるスリットドレーン(砂利・砕石等でつくる深さ25cm幅10cm程度の溝)の設置作業も行います。

5植生基盤工

芝生の根が張り、芝の良し悪しが左右される直接の層です。植生に適合した層にするため、土壌の改良や緑化基盤材の混入を行い、芝の能力を最大限に引き出します。

6播種工

クロスシーディング工法で行います。暖地型芝生・寒地型芝生の双方に対応がとれ、幅広い実績と経験を生かし、目的にあった芝生を生むことができます。

7初期養生工

播種された芝生の種類により、また、天候や温度、季節によっても発育養生は異なってきますが、科学的データと洗練された経験を基にして見事に手入れされた芝のグラウンドが完成します。

8アフターフォロー

完成した芝生の永続な保守管理など丁寧にご指導させて頂きます。また保守管理に必要な機器のご相談、レンタルなども承ります。

想定を超える温暖化に
対応する為の研究開発

クロスシーディング工法の現状と今後の開発

1980年から研究開発を行い誕生した「タフグリーンシステム」も、近年の気候変動に伴い夏場の異常な猛暑など、芝生にとっても過酷な環境下になっております。
特に潅水設備の整っていない芝生地などは対応に苦慮することが増加しています。また、この想定を超える急激な気候変動に対応するための、スポーツターフのあり方・芝生の選定、さらには人口減・経済性・テクノロジーの進化など社会要因をも積極的に取り入れた維持管理方法をグラウンド研究所の矜持にかけて結果を出して参ります。

代表取締役 関川剛史

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運営管理:株式会社グラケン
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